1 理事長あいさつ(抜粋)        理事長 浅田  徹

 本日は令和4年度新田井堰土地改良区臨時総代会を開催いたしましたところ、総代の皆様方におかれましては、コロナの沈静化が見えない状況下で、兵庫県からの通知に基づき書面議決もできる旨ご案内も致したところでございますが、大変お忙しい中、多くの総代の皆様にご出席いただきましたこと、合わせて日頃のご協力・ご尽力に対し、この場をお借りして心から感謝申し上げます。

 今回の総代会に、私より提案しております議案は、令和3年度事業報告・一般会計収支決算書等7件でございます。総代各位には十分ご審議いただき、適切妥当な結果を賜りますようお願い申し上げます。

 それでは、折角の機会でございますので、当面する新田井堰土地改良区の関連情報を3点申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。

 先ず、新事務局長就任の件でございます。昨年9月末に中奥正明前事務局長が一身上の都合により退職され、10月より今年の3月末まで元事務局長原良彦様にピンチヒッターをお願いしておりましたが、4月より市役所職員OBの上野吉弘様に就任をお願いしました。よろしくお願いします。

 次に、ポンプ場の電力費についてであります。

 3月開催の総代会で申し上げましたが、令和3年度のポンプ場の電力費は皆様方のご尽力や天候の影響及びポンプ施設の長寿命化等により、予算額560万円に対し507万2千877円(52万7千123円減額)に収めることができました。しかし、世界的なコロナ禍及びロシアのウクライナ侵攻などの影響による経済情勢(為替レートや原油価格等)により、燃料費の変動は即電気料金に反映される制度となっているため、今年5月度の電気料金を昨年と比較してみますと約315千円、1.26倍の値上がりしており、事務局の試算で昨年の9月までの料金を単純に1.26倍しますと、試算結果、約130万円増額の638万円になり、非常に危惧するところです。

 節電対策として、6月中旬からの中干し期以降、一定時間・一定期間のポンプの稼働規制を今年度も引き続き実施したいと考えておりますので、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

  最後に、灌漑用水(給水栓)の適正管理について申し上げます。

 今年の灌漑用水について、新田井堰頭首工による出石川からの取水は、現在のところ水位低下もなく順調に取水出来ております。6月の中干し期に入り、特にポンプ場から遠い田んぼを中心に用水が十分に行き渡らないとの苦情が事務局に多く入るようになりました。特に、コウノトリ育む農法に取り組まれている耕作者の除草作業が重なる場合に発生するケースが多いようです。このことは、ポンプ能力とも関連しますので、各ポンプエリアで農会組織及び担い手農家も含めた調整が必要と考えていますので、よろしくお願いいたします。

 最後に、総代の皆様方は賦課金を頂いております組合員の代表者です。地権者や耕作者のことを配慮しながら、本日も十分審議していただくようお願いし、始めのご挨拶といたします。

2 議 事

  議長に 第1区 松島 一夫 氏を選出して議事に入りました。

(1)令和3年度事業報告、一般会計収支決算書など4議案

(2)令和4年度一般会計補正予算書(第1回)など3議案

  原案のとおり、可決承認されました。

令和3年度一般会計収支決算書

収入総額  17,465,265円

支出総額  13,625,272円  

差引残高   3,839,993円 

                                単位:円

収入の部 決算額 支出の部 決算額
賦課金    14,578,650 事務費    5,097,231
使用料    485,116 会議費    363,908
雑収入    383,797 選挙費    44,820
決済金       0 維持管理費   8,024,813
繰入金        0 諸出金        0
補助金        0 負担金    94,500
繰越金   2,017,702 積立金       0
    工事費       0
    予備費       0
収入合計   17,465,265 支出合計  13,625,272

令和3年度調整積立金特別会計収支決算書

収入総額    32,906,992円

支出総額         0円

差引残高    32,906,992円

令和3年度農地転用決済金特別会計収支決算書

収入総額    3,745,835円  

支出総額        0円  

差引残高    3,745,835円